悔いがない『杭』
長年お付き合いをいただき、尊敬している黒川清先生の人生の
スナップショットを見せてくれた今週の日本経済新聞夕刊の
「人間発表」の最終回は「『出る杭』が日本を変える」。
黒川先生がよく使われるフレーズです。
『出る杭』は、他の杭と比べて頭が出ているから視野が広がる
のですね。視野が広がれば可能性や実現性が高まる。
可能性や実現性が高まれば、その『杭』が与えられた貴重な
資源である「時間」を有効的に活用できることになる。
『杭』である私たちの人生は有限で、その貴重な時間は毎日、
必ず一日減ります。出ることを恐れているということは、時間が
もたらす可能性や実現性を捨てていることになります。
悔いがない『杭』になるためには、やはり出るべきです。