再建に必要なトップ・ミドルという線
昨夜は、友人の堀内勉さんのご依頼で多摩大学大学院で講義しました。
小規模なMBAの授業でしたが、結構、贅沢。私とご一緒したのは経営
共創基盤(IGPI)代表取締役CEOの冨山和彦さんという精鋭。今年度は
経済同友会の副代表幹事にも就任されました。
お題は、「資本主義について」。富山さんのエッジが効いた鋭い話の後、
私のフワ~とした話しになる進行に心配しましたが、結構、シンクロして
いたと感じました。
例えば、日本型のガバナンスは株主というエクイティホルダーだけではなく、
銀行というデットホルダーやその他、企業のステークホルダーも重視して
いるし、また、長期的なスタンスが必要というお考えは自分と同じです。
授業の後の二次会では、多くの企業再建に関わったプロの知見を色々と
お伺いすることができて、私も勉強になりました。特に面白いなと思った
のは、トップだけ変えてトップダウンでは再生が不可能。それが、ミドル
である部長クラスが担い手になった国鉄民営化と、トップだけが変わった
郵政民営化の違いであると。「トップ・ミドルという線が通ってないと、
トップはKYな人物として相手にされず、組織は変わらない」というご指摘
は、その通りかもしれないと感じました。
いや~、頭が良い人だな。 関心。