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August 29, 2013

愛と資本主義セミナー

今日は、世界初!(と、思われる)「愛と資本主義セミナー」を六本木アカデミーヒルズ
で開催しました。森美術館館長の南條史生さんの講演の後に第二部にブランド経営
コンサルタントの坂之上洋さんと一緒に楽しいトークセッションへという展開になりました。

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「愛とは二人がお互いを見つめ合うことではなく、二人が同じ方向へ見るということ」と
いう引用が印象に残りました。 資本主義も従来は、「奪い合う」ものではなく、『ポタポタ
垂れている「滴」がより集まって大河になる』【渋沢栄一】だと思いますが、同じ方向への
目線を向ける共感がなければ、そもそも散らばっている滴が寄り集める訳がありません。
コモンズ投信を仲間たちと立ち上げた理由は、現役から次代へ「今日より、よい明日」の
ためという同じ方向に目線を向けたからです。

また、イマジン(想像)やアイデンティティは人間特有のものです。動物は繁殖する
という欲望みたいなものあるかもしれませんが、人間のような想像力やアイデンティティ、
そして、愛はないと思います。資本主義も自然発生したものではなく人間の想像力や
アイデンティティがあるからこそつくられたものです。

愛はじっくりと時間をかけて育てるものだとすれば、長期投資も同じです。

資本主義をドライなロジックで説明することは可能ですが、人間は感情の生き物であり、
「愛」とは感情の塊です。一見、つながってなさそうなものをつなげる。これも「愛」であり、
資本主義を考えるヒントにもなるかもしれません。

August 26, 2013

ストックを築ける時間軸の問題

少子高齢化社会という課題を抱えながら、持続的成長を目指すことが日韓両国が
共通している難しい問題です。しかし、日本の場合は60歳以上が家計金融資産の
総額の約60%を保有していますが、韓国の場合は、高齢者には金融資産が乏しい
という大きな違いがあるということを日韓フォーラムに参加したことで教えてもらい
ました。

日本は、これから社会福祉制度と財政赤字の問題を(お年寄りの有権者が多い)
民主主義で解決しなければならないとい難しい問題に直面しますが、韓国の場合は
高齢者層のストックが少ないということは、さらに深刻な問題になりそうです。

そういう意味では、日本の場合はストックから生じる余裕があるので、なかなか
難しい意思決定に至らないというマイナスの面がある一方、余裕がない場合、
厳しい局面を迎えますが、変化が速いという側面もあるでしょう。

50年以上の時間をかけて築いたストックを持っている日本はそういう意味では
特殊なアジアの国なのかもしれません。韓国の民主主義は20年ぐらい、そして、
本格的な経済成長が90年代末のアジア金融危機以降であると考えると、国民的
ストックを築く時間がなかったと言えるのかもしれません。

経済途上国のピッチが速い発展は、目指すべき政策目標であるということが
一般的であるかもしれませんが、早く成長したので高齢者層がストックを築ける
時間がないということは、もうちょっと深掘りが必要な社会的課題ですね。

August 25, 2013

TPP交渉は既得権益を守ることではない

TPPが年内の妥結の道筋が見えてきたようです。反対勢力が少なくありませんが、
是非、交渉はスピーディに結束してほしいと思います。

TPPとは関税の自由貿易規定(FTA)ではなく、日本の国民皆保険など医療制度を
脅かすものではなく、アジア太平洋で民主主義、資本主義を掲げる諸国のルール
メイクです。民主主義、資本主義はパーフェクトな社会制度ではないからこそ、
ルールメイクが必要であり、そのルールメイクに日本が関与することは当然のこと
だと思います。

そういう意味で、TPP交渉で「国益を守る」という表現がよく使われますが、「国益」は
「既得権益」とは違います。TPP交渉で「既得権益を守る」べきではなく、まさに
TPP交渉というルールメイクに参加することは「国益」、そして、「国民益」のためです。
陰謀説やお化け論を煽ることは、決して、国益につながりません。

反対する人たちは、堂々と反対すべきです。それが、民主主義です。しかし、反対する
人たちが声を上げて、賛成する人たちがサイレント・マジョリティになって、民主主義に
おける意思決定プロセスを防ぐことがあってはならないと思います。

TPPは、世界の成長を日本に取り組むことを支えますし、日本国内の様々の分野の
競争力を高める新陳代謝につながります。日本、そして、日本人はもっと、もっと
出来る、と思います。

August 24, 2013

アベノミクスの成功・失敗の尺度

アベノミクスの成功・失敗の尺度として、日本株式市場の動向が注目されることが
一般的です。確かに、アベノミクスの発動で株式市場が急上昇したので、重要な
尺度であることには間違いありません。ただ、家計の現預金保有残高という尺度も
見落としてはならないと思います。

日本銀行の資金循環統計の2013年3月末の速報によると、家計の金融資産は
1570兆円であり、微増の傾向です。これは、もちろん良いことですが、現預金の
保有残高も850兆円と微増しています。これは、実は、良いことではないと思います。

現金は「ストック」ですが、現金のままでは「ストックを産まないストック」です。
アベノミクスが成功する、つまり成長戦略がワークするためには、現預金という
ストックを産まないストックが、その他のストックを産むストックへ移行していることが
重要です。

株式市場が上昇しても、日本の家計が現金を保有し続けているということは、他が
株式市場の恩恵を受けているということになる機会ロスです。日本の莫大なストックが
ストックを産まないままに残っているということは、決して成功とは言えません。株式
市場の上昇だけでは、アベノミクスの成功とは言えないはずです。

もちろん、株式市場が上昇するということは、企業業績の回復(→いずれ、賃金アップ
の期待)、保有している保険や年金から家計が間接的に恩恵を受けます。ただ、
インフレの「期待」が実際に物価が上昇するインフレになった場合、家計金融資産で
現預金の比率が高いままでは、資産の価値が実施的に目減りしていることになります。

日本の家計の現預金の比率が高いのは、未来への不安が多いからです。未来は
明るいというマインドセットを日本人に植え付けることがアベノミクスの成功である
という意味では、今後の家計の現預金残高の動向がカギです。

August 23, 2013

「世論」の不完全性

政治が「世論」によって左右される傾向が高まっていると感じています。
民主主義国家が「世間一般の人の考え」を反映することは大前提ですが、
その「世論」をどのように把握しているのいか。

たとえば、新聞社などの世論調査が電話で行われた場合。どのような人たちが
その調査に答えるのでしょうか。たまたま、家にいて電話を取った人の場合が
多いでしょうが、それは例えば退職されている方、あるいは主婦、そして、そもそも
調査に答えるぐらい時間の余裕がある人たちです。社会に出ている現役の「一般」
という感じはしません。

また、ネット調査であれば「世論」を正確に計れるかというと、ネット環境に常に
つながっている訳ではなく、また、主張が結構傾いている人たちがネットでは
少なくありません。

むしろ、「世論」とは意見を持っているけど発言しないサイレント・マジョリティでは
ないでしょうか。

調査による「世論」と実際の「世論」が正反対ということはないのかもしれませんが、
あきらかに不完全な情報であるという認識が必要だと思います。その不完全な
情報だけで、国運の方向を定める判断を政治に決めてほしくないという思いが
あるのですが、、、逆に、本当の「世論」がわからない、と良識に腹をくくった政治が
必要だと思います。


August 22, 2013

第21回日韓フォーラムが開催

JCIEKorea Foundationと共に日韓フォーラムの事務局を務めていますが、今回の
第21回目はソウルで今日から土曜日まで開催されます。両国の政界、学界、マスコミ、
経済界の良識な知見から基づいた対話を通じて、政府間では冷えている関係の改善に
つながることに期待してます。

今回は参加者の数が例年より高く、両国の関心が高まっていることがわかります。
公開されたオープニングセッションには、多くの報道陣がかけつけていました。

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北東アジアの民主主義国家同士がよい関係を築くことは、冷静に考えれば、不可欠
だと思うのですが、ナショナルイズムが民主主義という土台に乗ると、話がややこしく
なりますね。 「歴史」という山はひとつしか存在しないのですが、見る角度によって
違う景色が見えてくる、という理解は両国に必要だと思います。

August 21, 2013

挑戦、失敗、批判、修正、そして進化

某上場企業の社外役員としてご一緒させていただいた慶應義塾大学の国領二郎先生
日本版ハリポタが大人になったようなルックスですが、ご一緒に仕事をした経験から、
ご専門のICTに留まらず知見が本当に豊かな方だなだと思っています。今朝の通勤中
の地下鉄の中で先生のツィートに目が留まりました。

@jirok: 斜に構えてる方がかっこいいかも知れないし、楽かも知れないけど、つまんないよね。
何もしないで批判から逃げていても、進化しない。挑戦して、失敗もして、批判されて、
修正して、進化する道を行こうよ。それが最終的にかっこいいことだと思う。

う~ん、ナナメな自分にとって、早朝からよい薬を頂きました。大感謝です。

自分は多方面の仕事を持っているので、「シブサワさんのお仕事は何ですか」という単純な
質問に、単純に一言では答えられない悩みがあります。

また、ひとつの仕事をやっていることに他人から見えないので、誤解を招くことがあります。
つまり、一言で言えば、コミットメントが足りないのではないか、と。その誤解にフラストを
感じることが少なくありません。

たしかに、自分の時間や能力は有限です。「どこでもドア」がある訳でもないので同じところに
二ヶ所いられる訳でもありません。しかし、ICTのおかげで、「どこでもアクセス」はあり、頭の
中には常に色々なことが同時進行しています。ただ、色々なことを一人で出来る訳ないので、
信頼できる有能な仲間たちに恵まれていることは本当に大切だと思います。

自分のナナメなスタンスが「かっこいい」や「楽」であると感じたことはありませんが、確かに
色々な誤解が招く批判から逃げていたら「かっこわるい」ですね。進化もありません。だから、
挑戦して、失敗して、批判されて、修正して、進化することにしました。

August 20, 2013

子どもたちが描く未来

コモンズの「子どもたちが描く未来」がたくさん届き始めました!

30年後の自分の姿。 30年後の自分の世界。

去年と同様に、応募してくださったひとつの作品がコモンズのパンフの表紙として
使わせていただきます。締切の8月31日が迫っていますので、お早目にどうぞ!

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August 18, 2013

子どもの未来と積み立て投資

本日の日経ヴェりタスに掲載された『渋沢健の愛と資本主義』で、小学校の一クラスの
35名が、それぞれの個性を活かせて世の中で活躍している「30年後の日本」に向けて、
現役の親世代が取り組む「子どもの未来と積み立て投資」を推奨しました。未来の平凡な
幸せも、壮大な夢も、今からコツコツと養うというマインドセットのお勧めです。

先日の軽井沢「こどもトラスト」セミナーでも子ども達と一緒に考えたことですが、「お金」
とは、
・ 自分のため、であるけれども
・ 人のため、でもあるし、
・ 世界のため、につながります。

このような「お金」が寄り集まってくれれば、今日よりよい明日に向かうための「共感資本」
が産まれます。

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August 15, 2013

軽井沢「こどもトラスト」セミナー

今日は、軽井沢で途上国向けの革新的な技術・製品のオンライン・マーケットプレイス
の寄付サイトを提供しているコペルニクコモンズのコラボの「こどもトラスト」セミナーを
開催し、子ども達と一緒に寄付のことについて考えてみました。

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子ども達にとって遠い存在であるはずの途上国の生活を舞台に、子供たちの自由な
発想から
「つくる」
「届ける」
「知らせる」
など、経済活動の基本のキーワードが浮かび上がってきました。

また、「会社」を通じて「増やす」という基本もわかってくれたようでした。

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グループワークの後は、それぞれの班からの発表がありました。最初に会議室に
入ってきたときの緊張した顔はほぐされていて、笑い声が多い、すばらしい発表
になりました。

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自分も、はじめて紙芝居をつくって最後に「お金」について発表しました。
「下手な絵だ」「字が間違ってる」など散々でしたが、何か、子供たちに印象に残る
ことを提供できたようであれば幸いです。

August 14, 2013

旧富岡製糸場

関越自動車道から上信越自動車道で軽井沢に向かうときに、いつもスルーして
いた旧富岡製糸場に初めて立ち寄りました。
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世界遺産を目指しているようですが、フランスの先端技術を取り入れた日本が
高質の生糸を大量生産して、世界で輸出大国のポジションを様々な製造業で
築いた第一歩は、ここから始まったというストーリーは素晴らしいです。

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その後、旧道を上り、隠れ場スポットの碓氷湖でちょっと散策。ピーク時
の軽井沢近辺なのに人が少なくて心が和みます。

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August 13, 2013

ブラック企業について思うこと

「ブラック企業」という言葉が、この1年ぐらいでしょうか、よく耳にするように
なりました。 最初、聞いたときに、何か犯罪を起こしている会社と思い
ましたが、そうでなく、その会社で働いている従業員を労働搾取している
ということが定義のようです。

労働錯書は、確かに「悪」であり、決して許されるべき行為ではありません。

ただ、「ブラック企業大賞」というような不名誉なラッテルを一方的に貼られて、
それが、SNSを通じて拡散されることも許されるべきではないと思います。

確かに、煙があるところに火(「非」?)があります。また、その非を放置すべき
ではない。しかし、そのような非があるから、全ての企業が「ブラック」になるか
というと、そんなことは決してない。

ある企業が「ブラック」と判断を下すメンバーが、その企業の役職員やその他
ステークホルダーの何名と面会して実際に話をしているのか。その企業が
「ブラック」ということを拡散する人たちにも同じことを聞きたい。

白いキャンバスに、黒点があれば、「ホワイト」と言い切ることは正確ではない
のかもしれません。しかし、「ブラック」ということは、あきらかに間違っている。

企業が、そのブラックスポットを見えないふりをするのであれば、それは
問題です。ただ、その黒点しか見えないことも問題ではないでしょうか。

August 11, 2013

夜の街を助手席から眺める

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妻のシティ・ドライブの最中、助手席の窓から夜の街を眺めました。

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You best get outta the way..... !

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August 10, 2013

生命力って、すごいです

ベランダでほったらかし状態にしてあったフラワーポットから咲いたひまわり。

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去年の種が零れ落ちて、冬眠していたんですね。 生命力って、すごいです。


August 09, 2013

半分が減っているか、残っているか

何をしているか見えないから、心配をかけたり、不満を招くことがあります。
それは、コミュニケーション不足が大きな理由だと思いますが、見ている
角度が固定されていると、表面の舞台を支える土台をつくっているところ
まで見えない場合があります。また、他の角度から何が見える世界のことを
知らないから特に見たくないということもあるかもしれません。

いずれ、自分も含めて、基本的に人は見たいものしか見ないし、聞きたい
ことしか聞こえないですね。いっぱい溢れていたグラスを見ていたから、
半分しか残っていないと思うのが自然でしょうが、まだ、半分入っている
から良かったしと思えるマインドセットの違いは何でしょうね。

August 07, 2013

草食投資隊のバーベキュー

今日は、草食投資隊岩城みずほさんのコラボのワンコイン・ゼミナール
夏の特別編。。。。バーベキューを開催しました!

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初心者に長期投資について色々な気づきを提供するということが北ワンコイン
ゼミナールの趣旨なので、私たち「講師」の投資経験からのが皆さんのご参考に
なることは期待しています。しかし、草食投資隊のセミナーで大事なのは、「教え
てあげます」という視点だけではなく、横の出会いのつながりだと思っています。

自分のように長期投資に関心を持っている人たちとの出会いは、長期投資を継続
するには大切な要素です。そもそも、長期投資は未来へ希望を持つ投資ですから、
同じ希望を共感する方々とお知り合いになるメリットは大きいと思います。

そういう意味では、草食投資隊は「先生」というより、出会いの「ファシリテーター」
かもしれません。このようなことに共感しているから、三社別々の会社の代表が
一緒に行動することが自然体なのでしょう。

August 06, 2013

米議会交流プログラムDay2

米議会スタッフ交流プログラムの二日目は、黒川清先生から福島原発の
事故調査会の話から始まりました。透明性の徹底、世界からの先端技術
を事故処理に取り込むべきのところ、それができていない現状について
group think can killという先生の主張に印象が残ったようです。

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その他、今日は、金融政策、経済界の視点、日本と中国・韓国の関係、国会
議員からの視点のアベノミクス、TPP交渉など多岐にわたる分野のブリーフング
に耳を傾けてくれました。全員、初めての日本訪問でありましたが、このように
日本に関心を持ってくれる米政策関係者は貴重な存在だと感じました。みんな
本当に良い人たちです。 明日から、陸前高田へ訪問してくれる予定です。

このような交流プログラムを通じて知り合うご縁は、個人的にも、国家的にも
とても大切なことだと思います。

August 05, 2013

議員の独立性を確保する米国

今日、明日は、JCIEの仕事で米国議会スタッフ交流プログラムで来日されている
皆さんたちと終日お付き合いしています。

日本の国会議員のスタッフは、給与を国費で負担する公設秘書が3人と国会法で
決められています。

一方、米国の下院議員は10~15名、上院議員は50~60名のスタッフが国費で
負担できます。つまり、官僚に頼ることなく、自らの政策集団を抱えることができる
のです。

定額の予算が定められ、給与は水準はシーリング(議員本人の給与)以下であれば
自由に決められるようです。もし、予算が残った場合、「財政赤字削減基金」に還元
すると世間にアピールできる仕組みも整備されています。

また、民間からのファンドレイズは、給与など事務所経費に使用することは利益相反
という側面から禁止されていて、選挙キャンペーンに限られているようです。 

議員をLawmakerとして独立した立場を確保することが米国型の民主主義システムです。

August 04, 2013

東証+YOU@岡山

今朝は、早朝から岡山城のお散歩で体をほぐしました。 真っ黒なお城が印象的で、
中はエレベーターまで整備されていて色々な展示に工夫されていました。お城の
お堀の脇にある学校に通っていたタクシー運転手によると「岡山」の名の由来は
「岡の山の上にある城」だそうです。岡山の人も知らない人が多い、らしいですが。

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東証+YOUのセミナーには日曜日の午前中に関わらず、大勢の方々が熱心に
耳を傾けていただきました。特に、コモンズの社会起業家応援プログラムである
SEEDCap
の話にご関心をいただいた方々も少なくなく、うれしかったです。

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August 03, 2013

効率的に移動した日@広島

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今日は、早朝の新幹線に乗って広島へ。 さっそく平和記念公園に行きました。

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式典の準備がされていました。昨日のブログで書きましたが、ルース大使
これに出席されるんでしょう。

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今日の主な目的は観光ではなくて、東証+YOUの講演でした。ほぼ満室で
株式投資は初めてという初心者は1割ぐらいだったそうです。

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再び、夕方に平和記念公園に戻り、遊覧船に乗りました。。

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そして、45分後、宮島に到着。30分の猛スピードの観光で、写真だけ収めて
今度はフェリーで宮島口→広島へと戻り、、、

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岡山に入りました。 かなり効率的に移動した一日でしたが、もっとゆっくりしたかった!

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August 02, 2013

ルース大使に感謝

日米の若手社会人交流プログラムのTOMODACHI-Mitsui & Co. Leadership Program
のレセプションに出席しました。米国へお帰りになる前にジョン・ルース米国大使
ご挨拶することができて良かったです。

2010年に米国大使としてはじめて広島平和記念式典に出席されたことについて
改めて御礼を述べましたが、8月12日に帰国される前の9日間の間に、広島と
長崎へいらっしゃるようです。ありがたいですね。

帰国後に何をされるのかとお伺いしたところ、「まだ、決めていないが、民間部門に
戻りたい」とおしゃっていました。それも、日本とつながりを継続させたいので、
ワシントンDCではなくて西海岸になるだろうと。

着任された時には日本では名が知られていませんでしたが、本当に良い大使
だったと思います。 Thank You, John !

August 01, 2013

2045年の家庭像

昨日のブログで紹介した日本の将来ビジョン 2045 『 ミトコンドリアと
カレーうどん 』
の本文とは別に「参考資料」にも、是非、目を通して
いただきたいですが、pg3に「2045年の家庭像」を各委員がイメージ
したもの(つまり、フイクション)が掲載されています。

この未来の家庭像のイメージを買き始めたら、調子に乗ってしまい、
長くなり過ぎたので、経済同友会の事務局にお願いして適当に編集
して掲載いただきました。

これが、uneditedのフル・バージョンです。

<伊東 治雄> 東京都世田谷区出身 43歳

■私立中高一貫校を経て私立大学に入学するが、1年で中退。
  国際保健活動でエチオピアへ移住。

■現地でロンドン大学公衆衛生学・熱帯医学大学院のデンマーク人の
  研修生と知り合い、子供(男)を儲けて結婚。 二年後にエチオピア人
  孤児(女)を養子に迎える。

■妻が国際機関の仕事に就いて、四人家族でジュネーブへ移住。

■アフリカ民族系音楽のクラブを開店し、カレーうどんをメニューに加えたら、
  現地で人気が集まる。

■子供(女)を儲けて、グルジア人(男)孤児を養子に迎える。

■妻の研究テーマであるミトコンドリアのエネルギー変換の栄養学が
  長崎大学熱帯医学研究所に評価され、赴任する。六人家族で、
  日本へ転住。

■10年ぶりの日本で農業に着目する一方、インターネット経由で
  プロデュースしていたアフリカ民族系のミュージシャンが次々と
  ヨーロッパから世界へとヒットする。

■ヨーロッパでフランチャイズ化したカレーうどん店が進展し、インターネット
  経由でエチオピアに日本の農業技術を移転する小麦栽培プロジェクトを
  始める。エチオピア産小麦のカレーうどんがヨーロッパで大ヒットし、
  長崎から店舗展開したら日本全土でも一気に人気を集める。

■双子(男・男)が生まれる。広い住家を求めて、八人家族で北海道の十勝へ
  転住。妻のミトコンドリア栄養学研究所を立ち上げる一方、インターネット
  経由で音楽・農業プロデュースでアフリカ・ヨーロッパ・日本をつなげる事業
  拡大を図る。


<倉本 亜矢子> 北海道十勝出身 41歳

■帯広の公立高校から東京大学へ入学。東京大学と北京大学の学生会議の
  代表を務め、TPPに参加した日本の「強い農業」を訴え、総合商社に入社。
  農産物分野に配属される。

■出張帰りの飛行機の中でオーストラリア育ちの日本人弁護士と知り合う。
  12歳年上であったが交際が始まり、2年後に結婚。

■結婚1年後に子供(男)を儲けるが、夫も一緒に育児休暇を取る。会社の
  託児所などを利用して仕事に復帰。海外出張が多いが、夫が子供の
  面倒を見てくれる。

■学生時代から築いていた中国の人脈を活かして、農産物部門で次々と
  大きな取引を実現させる。

■子供(女)を儲けるが、弁護士事務所のパートナーであった夫が在宅勤務
  するようになり、子供たちの面倒を見る。

■大地が恋しい夫のため、必ず冬休みと夏休みは北海道で過ごす。一方、
  強い農業のため、現地の農家との交流は欠かさない。

■異例なスピード出世で、39歳で会社の最年少の取締役執行役員となる。

■様々な国際会議に出席するようになり経済界で活躍する日本人女性の
  ロールモデルとして知名度が広まる。

■社長候補と言われる中、故郷の北海道知事選に出馬するために会社を退社し、
  周囲を驚かす。初当選。


さて、そういう感じで伊東さんと倉本さんの舞台が北海道へとなるのですが、
二人の更なる30年後は、どのような展開になるのか・・・?
 
フィクションですからね。 なんでも有りです。 (笑)

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