昨日のブログで紹介した日本の将来ビジョン 2045 『 ミトコンドリアと
カレーうどん 』の本文とは別に「参考資料」にも、是非、目を通して
いただきたいですが、pg3に「2045年の家庭像」を各委員がイメージ
したもの(つまり、フイクション)が掲載されています。
この未来の家庭像のイメージを買き始めたら、調子に乗ってしまい、
長くなり過ぎたので、経済同友会の事務局にお願いして適当に編集
して掲載いただきました。
これが、uneditedのフル・バージョンです。
<伊東 治雄> 東京都世田谷区出身 43歳
■私立中高一貫校を経て私立大学に入学するが、1年で中退。
国際保健活動でエチオピアへ移住。
■現地でロンドン大学公衆衛生学・熱帯医学大学院のデンマーク人の
研修生と知り合い、子供(男)を儲けて結婚。 二年後にエチオピア人
孤児(女)を養子に迎える。
■妻が国際機関の仕事に就いて、四人家族でジュネーブへ移住。
■アフリカ民族系音楽のクラブを開店し、カレーうどんをメニューに加えたら、
現地で人気が集まる。
■子供(女)を儲けて、グルジア人(男)孤児を養子に迎える。
■妻の研究テーマであるミトコンドリアのエネルギー変換の栄養学が
長崎大学熱帯医学研究所に評価され、赴任する。六人家族で、
日本へ転住。
■10年ぶりの日本で農業に着目する一方、インターネット経由で
プロデュースしていたアフリカ民族系のミュージシャンが次々と
ヨーロッパから世界へとヒットする。
■ヨーロッパでフランチャイズ化したカレーうどん店が進展し、インターネット
経由でエチオピアに日本の農業技術を移転する小麦栽培プロジェクトを
始める。エチオピア産小麦のカレーうどんがヨーロッパで大ヒットし、
長崎から店舗展開したら日本全土でも一気に人気を集める。
■双子(男・男)が生まれる。広い住家を求めて、八人家族で北海道の十勝へ
転住。妻のミトコンドリア栄養学研究所を立ち上げる一方、インターネット
経由で音楽・農業プロデュースでアフリカ・ヨーロッパ・日本をつなげる事業
拡大を図る。
<倉本 亜矢子> 北海道十勝出身 41歳
■帯広の公立高校から東京大学へ入学。東京大学と北京大学の学生会議の
代表を務め、TPPに参加した日本の「強い農業」を訴え、総合商社に入社。
農産物分野に配属される。
■出張帰りの飛行機の中でオーストラリア育ちの日本人弁護士と知り合う。
12歳年上であったが交際が始まり、2年後に結婚。
■結婚1年後に子供(男)を儲けるが、夫も一緒に育児休暇を取る。会社の
託児所などを利用して仕事に復帰。海外出張が多いが、夫が子供の
面倒を見てくれる。
■学生時代から築いていた中国の人脈を活かして、農産物部門で次々と
大きな取引を実現させる。
■子供(女)を儲けるが、弁護士事務所のパートナーであった夫が在宅勤務
するようになり、子供たちの面倒を見る。
■大地が恋しい夫のため、必ず冬休みと夏休みは北海道で過ごす。一方、
強い農業のため、現地の農家との交流は欠かさない。
■異例なスピード出世で、39歳で会社の最年少の取締役執行役員となる。
■様々な国際会議に出席するようになり経済界で活躍する日本人女性の
ロールモデルとして知名度が広まる。
■社長候補と言われる中、故郷の北海道知事選に出馬するために会社を退社し、
周囲を驚かす。初当選。
さて、そういう感じで伊東さんと倉本さんの舞台が北海道へとなるのですが、
二人の更なる30年後は、どのような展開になるのか・・・?
フィクションですからね。 なんでも有りです。 (笑)