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March 31, 2014

JCIE理事長を退任

本日付けで、私は財団法人日本国際交流センター(JCIE)の理事長を退任いたします。
直接、ご挨拶することができない方々が多く、大変失礼いたしました。

この二年の間、いままで知らなかったところに訪れたり、様々な国際会議を体験し、
また、色々な方々とご縁をいただけたのも、大勢から支えられたおかげです。
心より御礼を申し上げます。

創設者で前理事長であった山本正から「次をやってほしい」という話があったのは
2011年の年末。2012年明けに山本は入院し、4月に帰らぬ人となりました。40年
以上、トップを務めていた伝説的な偉人が去り、組織は緊急モードに。私は、二年
前の2012年3月に理事に、そして、6月に理事長に就任いたしました。

天才の意思で長年回っていたJCIEの組織化が急務であることは明白で、着任直後
から役職員と共に、これからのJCIEについて半年間をかけて対話を重ねました。その
プロセスを経て、21世紀の世界情勢に応じて進化に挑むJCIEの「2015ビジョン」と
いう財務会計改革・プログラム(事業)改革・組織(ガバナンス)改革の中期計画を策定
しました。その実践を見届けることが許されなく、忸怩たる思いです。組織内外から
「新しいJCIE」を期待していた多くの組織内外の方々(と山本)にお応えすることが
出来なく大変申し訳ございません。

昨今、政府間の対立が様々な場面で目立つ中民間民間外交の重要性がますます
増していると感じております。引き続き、後任の大河原昭夫さんとJCIEをどうぞよろしく
お願いいたします。


March 29, 2014

春スキー@ルスツ

今日は、さくらの満開が目を楽しませてくれた地域が多かったと
思いますが、まだ雪がたくさん残っている北海道のルスツで春スキー
を楽しんでいます。

Mt.イゾラの山頂から晴れた日の景色は最高で、蝦夷(えぞ)富士と
呼ばれる羊蹄山の存在感を示してくれます。

20140329_rusutu1

20140329_rusutu2

素晴らしい天気で快適に滑ることができましたが、雪質は、やはり、
ちょっと重かったので午後になると結構、足が疲れました。。。運動
不足ということもありますが。

今日は、ぐっすりと眠れそうです。

March 27, 2014

時間が無いワケない

「時間が無い」という表現を耳にすることが少なくありませんが、
これは、ほとんどの場合、言い訳に過ぎません。

私たちの時間は皆、有限ですが、無いわけではない。
その限られた時間を、どのように優先的に使うか。
あるいは、相手の限られた時間をどのようにカバーしてあげるか。

つまり、「時間が無い」ことが理由で仕事ができないワケではなく、
必ず、理由が他にあるということです。

March 25, 2014

概念的な話は本質をつかむこと

ときどき、「概念的な話より、具体的な話」を求める声を聴きます。

確かに、つかみどころがない話より、カチッとした話の方が聞き手に
とって、好ましいと一般的に思われるでしょう。

ただ、「概念的な話」というのは物事の本質をつかむことだと思って
ます。本質をつかむことができていないのであれば、異なる「点」と
「点」がつながる気づきや創造の可能性は乏しくなります。

「具体的な話」を安易に求めることはハウ・ツウ、つまり、考えて実行
するのではなく、定められたモデルにそって行動する思考停止に
陥る可能性が高まるのではないでしょうか。

ハウツウの方が効率的かもしれませんが、新たな気づきや創造の
可能性を削いでしまう側面があることも認識すべきでしょう。

March 24, 2014

長期投資の追い風

コモンズの投資先企業の某経営者に長期投資について考えをお伺いしたい
という金融庁の依頼があり、面談をセットしました。金融当局が、長期投資に
ついて関心が高まっていることは心強いことです。

・短期的な投資や目標を除外することではないが、やはり、長期的な目標を
 持った投資の必要性。

・ そのような視点を持った外部からの意見は経営に良い刺激になる。

・ 長期的な価値創造には新陳代謝が不可欠。

このような内容の意見交換がありました。

これらは、コモンズの設立理念そのものです。
時代の追い風を感じます。

March 23, 2014

GEの「見えない価値」

事業環境が変化しても、持続的な価値創造を成し遂げる企業は『進化』している。
そのような企業に投資することがコモンズ30ファンドの投資理念です。

しかし、実際のところ、特に過去の功績を誇る大企業が、どのように進化できる
のか。その観点から、GE(ジュエネラル・エレクトリック社)という企業はロール
モデル的な存在ではないかと以前から思っていました。電球の製造と電力発電を
起業の起源とする同社は1892年に設立され、戦後にはジェット機エンジンから
冷蔵庫など白物家電やテレビなどで事業拡大し、現在ではヘルスケアやグリーン
エネルギー事業へと時代の変化を応えながら進化しています。そして、その
過程でTVやプラスチックなど過去の主力事業から撤退するという経営決断を
下している。

持続的価値を創造する企業は社史のアーカイブ化に積極的に取り組んでいると
いう指摘が専門家からありますが、これについて同社の意識が高いということは
History - GE.comで一目でわかります。

米株市場の指標としてお馴染みのダウ・ジョーンズ・インデックスが設定された
1896年(当時は12銘柄)で、現在、残っているのはGE社のみです。
まさに、時代の潮流を乗り越えている証ですね。

このようなグローバル企業が大事にしていて、時代を超えて進化を成し遂げた
基本は何か。これは、コモンズ的にいえば、財務的な「見える価値」ではなく、
非財務的な「見えない価値」が企業が進化して持続的な価値創造を可能に
しているということです。

これについて教えてくれたのが、経済同友会「論語と算盤」経営塾を通じて
お付き合いいただいている安渕聖司さんが新作、「GE世界基準の仕事術」です。

20140323_ge_2

.
色々とGEについて、経営について
示唆に富む内容が詰まっていますが、
特に目を引いたのが「グロースバリュー」
というGEが大切にしている価値観です。

安渕さんによると、GEでは人材の評価
基準となるのは業績だけではなく、
グロースバリューも重視されているよう
です。

この双方を重視して評価する理由は、
長期に渡って持続可能な会社にしたい
からです。

まさに、業績が「見える価値」だとすると
グロースバリューはGEの「見えない価値」
だと思いました。


.


そのグロースバリューとは下記になります

・外部志向 External Focus
・明確でわかりやすい思考 Clear Thinker
・想像力と勇気 Imagination & Courage
・包容力 Inclusiveness
・専門性 Expertise

そして、その「見えない価値」であるグロースバリューを支えている土台が「ゆるぎない
インテグリティ」だそうです。つまり、素直な姿勢がなければ、その上に立てる価値は
いずれ、崩れ落ちてしまうということでしょう。

確かに、下記の功績にしがみつくということはこれらのの価値観を軽視している病症
であるといえると思います。大企業のみならず、中小の組織団体であっても、これは
新しい時代に向かって未来を自ら拓く、基本中の基本です。

March 22, 2014

コモンズの休日の集いin京都

「コモンズの休日の集いin京都~2020ビジョンを考えよう」をお宿吉水で開催
しました。女将の中川誼美さんは、コモンズを設立した5年前ぐらい前に、ちょっと
したご縁でお知り合いになりましたが、当時、銀座で運営されていたお宿で
コモンズのセミナーの(確か)第一号を開催させていただきました。「本物の和」を
提供することで特に外国人の評価が高かった存在でしたが、大震災の影響に
よって現在は閉店
しています。

里山のしっとりとした空間にある綾部吉水は家族と共に数回お邪魔していてますが、
初めてお伺いしたときの体験をスライドショーに納めていますので、ご照覧ください。


20140322_kyoto_1

こじんまりとした空間で、ご来場された皆さんと距離感が近く、充実した時間を
過ごすことができたと感じました。我々の「顔」をファンドの受益者にお見せする
ことは大切ですが、私たちにとっても、受益者のお顔が見えることは大事です。
ほとんどの運用会社(特に運用の当事者)の場合は、受益者の存在が数字で
しか表れていないので。

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ご来場されていたお一人が実相院の「こころお庭プロジェクト」という市民参加で
石庭改修されている活動メンバーということで、セミナーの終了後にお声掛けを
いただき、ご案内していただきました。「床もみじ」「床みどり」で知られている名所
ですが、貸し切り状態でご案内をいただき、とても贅沢な京都のひとときを過ごす
ことができて感謝です! 「お仲間」の存在はとても、とても大事です。

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March 21, 2014

草食投資隊in広島ーお久しぶりに

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今日は、広島。久しぶりに草食投資隊の三人がそろって訪れています。
会場は、ありがたく、満場御礼。はじめて、草食投資隊のセミナーに参加
される方々が多くてうれしかったです。

20140321_ssk_hiroshima_1

この四年間、色々なところに三人で通いまして、広島も初期の段階から
お伺いしていた地域。今回のセミナーは「素晴らしかった」という温かい
評価をいただきましたが、それぞれの立場で直に個人の皆さまと長期
投資について語っている修行の成果が表れたようであればうれしいです。

また、お伺いいたします!


March 19, 2014

初めて手に持つオリンピック銀メダル

コモンズ投信の会議室で毎月一回にオープンする『くつろぎBAR』には
長期投資に関心がる色々な方々がふらっとお立ち寄りしてくださいます。
今回は、2010年バンクーバーのパラリンピックの銀メダリスト(アイス
ホッケー)の上原大祐さんがお越しくださいました!

実は、この週末に日比谷公園で開催されたHappy Day Tokyo 2104
うまごえがナンパ、、、いやいや、お声掛けしたところ、快く前向きな
お返事を返していただいていたようです。。。!

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初めて手に持つオリンピックのメダル。ずっしりと重く感じました。
色々な想いや努力や感動が詰まっているからでしょう。

コモンズの新ファンド、ザ・2020ビジョンは信託報酬の1%相当を
パラリンピック関連の活動に寄付します!

March 18, 2014

誕生日で思うこと

今日は、私の誕生日。  53歳になりました。

自分のメンタル、好き嫌い、感情などは、13歳のときから、あまり変わって
いないような気がします。
 
一方、フィジカルは、、、、ふむ。 変わってますね~

13歳のときは、自分は親に対して自分の行動の正当化(反抗)したと
思いますが、今は親だけではなく、社会が対象になります。でも自分が
取る行動が素直であれば、誰かが、どこかで見てくれているので、怖い
ものはないと思えるようになったのは最近のことかもしれません。

いずれにしても、誕生日というのは、「自分」という存在や方向性を改めて
確認する節目という意味では大切ですね。

March 16, 2014

Happyはチャンスを活かすこと

今日はHappy Project 2014に昨年と同じメンバー(松岡利昌さん、久米信行さん、
工藤紘生さん)のトークセッションに登壇しました。前回は、初対面でしたが、
ほぼ初対面の割には居心地が良かったですが、今回は更に馴染んでいたので、
とてもリラックスした感じで色々とお話しすることができました。

20140316_happy

就活中の若者を念頭に、「職欲」(ジョブヨク)というキーワードを用いて色々と
意見を交わしました。まあ、四人の中年男子で、どちらかというと「はぐれもの」
なので、現在に就活中の若者(と親御さん)にどれほど実践性がある内容に
なったかわかりませんが、このような生き方もあるのかという気づきを少々提供
できたようであれば幸いです。

自分のキャリアを振り返ってみると、計画性があったと言い難いです。ただ、
そのとき、そのときの機会を掴んできたというイメージです。

実はHappyとHappeningは同じ言語を共有しています。"hap"という言葉で、意味は
chanceやfortuneという意味だそうです。

そのときそのときのチャンスを活かし、幸運を招くことがHappyな状態につながるん
でしょうね。

March 15, 2014

新しい国のカタチ

今日は、関西大学で開催された日本NPO学会第16回年次大会
公開シンポジウム「新しい国のカタチと民間非営利組織の役割
のパネルに参加させていただきました。

20140315_npo

パネルへ「大きな転換の中で、普遍的なもの、守らねばんならないものは何か」
という質問がありましたが、環境が著しく変化しているときに、逆に、過去の成功
事例に捕らわれて、進化できない生物や組織はNPOを含め、持続性は乏しいと
答えました。進化に不可欠なのは、DNAの多様性です。その多様性を取り込む
ことを拒否すれば、進化はありません。

大事なのはカタチではありません。その組織の根源にある精神、これが普遍的
であるということが重要です。私的には、その精神は「今日よりも良い明日」です。

March 14, 2014

「成った」ときの名言

なんで、こうなるの? 一生懸命にやっているつもりなのに、報われなくて空しい
と、感じるときは誰でもあると思いますが、そんな時に、支えてくれる名言です。

為すべきは人にあり、成るべきは天にあり - 杉田玄白

人事を尽くして天命を待つ - 胡寅

やるのは、人。 でも、決めるのは、天。

そして、私のファンド・オフ・ファンズのビジネスの元パートナーがリーマン・ショック後に
全ての機関投資家の顧客から解約を食らったときに、丸の内の仲通でつぶやいた
名言・・・

Everything happens for a reason - C.K.

人には見えないが、天は未来を拓いてくれている。

March 13, 2014

和平さんのお話し

今日は、渋沢栄一記念財団主催の「論語と算盤セミナー」の最終回に
「日本一の個人投資家」の竹田和平さんをお招きしました。

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いつものようにお元気で、「まろUP」(良心)の世界観のお話しをすてきな笑顔で
お話しくださいました。 印象に残ったコメントをメモしてみました。

・すべての創造は心から始まる。

・責任と信用はコインの裏表。

・愛のある会社でなければ投資しない。

・バブルはエゴの心の暴走。

・投資とはエネルギーを与えること。

・日本が目指すべきところは資産大国。資産所得がなければ文化は生まれない。

・最近は、中小企業から世界から所得を得られる会社へ投資へシフトしている。

・財政破たんを阻止するためにがんばりたい。けれども2021年があぶない。
 80年周期性があって、80年前には戦争が始まった。(ちなみに、その前の
 80年を遡るとアメリカで南北戦争が始まりました。)

・「福祉」は、家から始まるべき。国からではない。

・心よさと喜びは違う。

・教育には感動が必要。感動がないと身につかない。

・孫には「まろ」「ありがとう」「わくわく」「知恵」「勇気」が必要と言っている。
それが言えると、ほめる。

March 12, 2014

コモンズ女性の活躍セミナー コマツ

今日は、「コモンズ女性の活躍セミナー」で、コモンズ30ファンドの投資先の
コマツの執行役員コーポレートコミュニケーション部長の浦野邦子さんを
お招きしました。色々とフランクなお話をいただいた、ご来場された皆様も満足度
が高かったのではないかと思います。

20140312_komatsu

失礼ながら、イメージ的にコマツという会社と女性役員がいらっしゃるという
感じがしませんでした。実際に、現在はお二人しかいないようです。そもそも、
女性社員比率が10%程度なので母数が少ないです。しかし、2007年の同比率
が6%程度なので、傾向として女性社員の比率はジリジリと増えています。
女性の活躍が推進にはトップのコミットメントがなければ、このような傾向が
現れることなかったと思います。

育休制度も2007年に活用した女性が30名でしたが、2012年には67名まで
増えたようです。(勇気ある?)男性も2009年に1名でしたが、2012には7名
まで増えました。絶対的にはまだまだ低水準ですが、徐々にロールモデルが
増え始めれば、この傾向は加速するでしょう。

「女性だから」と言って、何か特別扱いすることはないようですが、コマツの
形にはまらない大らかな社風で、一律的な扱いということより、ケース・バイ・
ケースに対応されているという印象を受けました。

女性はチエックが厳しい(苦笑)ようで、工場で働く現業系で検査部門に
配属されると不具合率が低下したというケースが見られるようになった
ようです。

いずれ、女性だからという数合わせだけではなく、能率ベースですが配属を
決めることが重要ではないでしょうか。色々と難しい課題や弊害がありますが、
女性の活躍の傾向は今後高まっていくと期待していますし、そのような価値
創造に取り組む投資先企業を引き続きコモンズは応援したいと思ってます。

March 10, 2014

「成長戦略」とは本末転倒ではないでしょうか

日経電子版の今回のマネーブログは、「成長戦略」が求められいる中、
難航しているTPP交渉への失望感を示しつつ、最終的に、成長の戦略
を立てて、実践するのは政府ではなく、それぞれの民間企業であるという
論調です。

TPP交渉難航も元気な民間企業が救い

20140310_nikkei

そのような観点から、今日の日経新聞の記事には参りました。
成長戦略とは全く本末転倒な税改正が議論されているようです。

配当への課税強化検討 政府税調、法人税下げの代替財源候補に

足し算・引き算の税制ではなく、(成長を促す)掛け算の税制改正に
私たち有権者は求めるべきではないでしょうか?

March 09, 2014

現れた東証の天使

昨日の東証ホールでのセミナーで講演とパネルディスカションの間に
控室で待機していたときに、窓のブラインドを開けたら、晴天のまぶしい
日差しが部屋の中に射し込んできました。

テーブルの上のペットボトルを光の道へとずらしたら、影側に、なんと
天使が現れました! これは、縁起よい兆しですね!

20140309_angel_2


March 08, 2014

若い世代のNISAの恒久化

日本FP協会東京支部/東京証券取引所/日本証券業協会が共催した
“くらしとおかね”の講演会&パネルディスカッションに登壇しましたが、
250名の募集のところ、あっという間に470名の応募があったようです。
テーマはNISA「少額投資非課税制度」。

20140308_tse_nisa

直近現在の金融機関におけるNISA口座数は約600万と言われていますが、
証券会社の個人顧客口座数が2140万であり、NISAは一人当たり一口座に
限定されていますが、証券口座の場合は一人が複数を持っています。一人の
平均が2口座で、ほとんどのNISA口座が既存の個人だと想定すると、証券会社
が、かなりNISA口座の開設にがんばって営業したという実体が浮かび上がって
きます。

年代別ですと、60歳以上が全体の65.2%とかなりの割合を占めています。
一方、40~50代が26.3%、そして、20~30代がたったの8.6%です。
つまり、お金を持っている世代がNISAに関心を示していることがわかります。

ただ、NISAは「お金持ち」のための制度ではありません。本来の目的は「お金
づくり」のためです。非課税枠が年間100万円に限られていると、お金持ちに
それほど魅力を感じる制度ではありません。また、恒久制度ではなく、5年間の
時限的措置になっているのは、100万円X5年=500万円ぐらいであれば
「お金持ち優遇」と批判されないだろうという判断だったようです。(もともとは
100万円X10年=1000万円で、これだと「お金持ち優遇」であるという
判断があったようです。)

これでは、本末転倒で、NISAという制度の設計ミスであり、色々なところから
改正要望が、日本証券協会を含め、色々なところから出ているようです。

では、こんな改正はどうでしょう。

・20~30際代に株式投資への関心を高めるために、彼らの世代を先行して
制度を恒久化する。60歳以上の世代と比べると、この世代は、あきらかに
「お金持ち」ではありません。だから、「お金持ち優遇」の批判を心配する理由が
全くありません。この世代に若い年齢のときから資産形成に取り組むことを
促進することは、彼ら本人の老後の生活にとっても、日本の経済社会の未来に
とっても、極めて重要なことです。彼らを優先してインセンティブを与えることは
理にかなっていると思います。

・未成年のためのジュニアNISA制度を設置する。そして、もちろん、この世代は
当初から非課税枠の恒久化が必要です。子供の誕生を祝ってNISAを初めても、
5年しか続かないことは、短すぎて、意味ないです。

NISA口座を既存の「株をやっている」層だけではなく、いままで株式投資と縁が
なかった層を呼び込む制度として確立するには、やはり、若い世代を優先する
インセンティブが必要です。

March 07, 2014

美 「見えないものをみる」

財界人文芸誌「ほほづゑ」の同人として私が大変お世話になっている
資生堂名誉会長の福原義春さんの新作です。

20140307_bi


「見えないものをみる」ということ


心に残る言葉がたくさん入っている名著で
たくさん、赤線を引きました。

たとえば、

日本中、いや世界中の人々が、本物の
価値を見失って久しいと思えてならない
のである。
なぜそうなったか。それは、価値と価格の
関係を混同してしまったからだ。

日本人は、見えないものを心で感じる
美意識や感性を、本来持っている。

また、分野が違うもの同士の中に
アナロジー(類似)が見えてくる。すると、
どういう分野であっても基本的な普遍性
というのは変わらないことがわかり、
その普遍的な原理で、また違った分野
のことがわかってくることも多い。

過去の知的資産に触れることの目的は、単に過去を知るためだけではない。
何よりも、未来を考えるためだ。

文化とは、よりよく生きようとする人間の想像的行為、目に見える過程のこと
である。人間というのは古来、つねにいまよりいいものを作りたい、いい生き方を
したいというふうに「よりよい明日」を考え、努力を続ける存在である。

誠に僭越ながら、これらは、自分が日々感じていることとコモンズ投信を立ち上げた
理念と親和性が高いと思いました。

「今日よりも、良い明日のため」、世代を超えて進化し続ける会社には、数値化
できない、非財務的な「見えない価値」があり、それを「見える化」することに
務めることがコモンズの存在意義だと思っています。


March 05, 2014

原点回帰とワクワク感

原点回帰とは、忘れたものを拾いに戻って、再び新しい地へ
歩み続けることだと思います。温故知新は、古きを親しみ
ながら、あくまで新たを知ることですから。場合によっては、
古きの外科手術が必要かもしれない。将来の持続性のために。

原点回帰とは、決して、古きにしがみついて新たを否定する
ことではなく、あくまでも今日よりも良い明日のために歩み
続けることです。

でも、原点待機という思考停止の壁の中に留まる方が楽なん
でしょうね。見たくないものは、見ない。コムフォート・
ゾーンの方が居心地よいから。

その気持ちはわからない訳ではないですが、あんまり将来性を
感じないなぁ。ワクワク感も乏しい。成長性も期待できず。
それで良いということであれば、それまでですが。


March 04, 2014

経済金融教育に取り組む教員の研究会 パートII

去年に引き続き、経済金融の教育に取り組む高等学校教員の有志が
形成する研究会にお手伝いさせていただきました。今回はコモンズの
伊井社長
が、長年の経験や世界観を交えてお話しをしましたが、先生の
皆さんは熱心に耳を傾けていました。

今回も、楽しい懇親会で盛り上がりましたが、ケータリングは遥々逗子から。
美味しい鎌倉野菜で、とてもヘルシーなメニュー!

20140304_kinyu

March 03, 2014

何枚書くか、考え中

コモンズ30ファンドの設定来、口座開設してくださる私たちの「お仲間」へ
書いている御礼のハガキ。 今日はフェイスブックのタイムラインでご紹介を
いただきましたが、受け取っている方々が結構、喜んでいただいているようで、
うれしいです。

20140302_hagaki_6

このご時世で、自分も直筆のお葉書をいただくのがうれしいので、ファンドが
新しいステージで支えてくださる「お仲間」へ感謝の気持ちをお伝えするには
これが良いと思って始めました。ファンドが小さいからこそできることがあるので。

ただ、当初は3030枚まで書こうと思ったのですが、その枚数を超えてしまった昨今、
何枚まで続けるか考え中・・・ 

今度の良い区切りは、5050枚(3030+2020)?

それとも、キリが良い1万枚? 

どーしようかな。

March 02, 2014

消費されない価値

資本主義を「経済学」としてでなく、「人間学」の側面から光を当てて
みようという研究会を、この数年間、続けていますが、今後の展開に
ついて議論するために主要メンバーが美味しい中華料理のランチを
つまみながら話し合いました。

そのなか、哲学者の中島隆博さんのコメントに考えさせれました。

「消費されない価値」へ意識を高めるべきではないか。

確かに、現在の株式市場で評価されるビジネスモデルは、商品そのもの
より、消耗品が継続的に消費されるものです。

ただ、次世代へ豊かさをつなげる普遍的、つまり、消費されない価値も
あります。これは、例えば、地域社会の特徴や文化を活かす側面では
大事という話になりました。結構、スピリチュアルな側面の価値かも
しれません。つかみどころがないかもしれませんが、大事と思うのであれば、
そこに価値があります。

もちろん、二択一答ではなく、「消費される価値」と「消費されない価値」の
両立が必要です。それに、資本主義がどのように応えられるのか。

考えると、いろいろと面白いです。

この研究会は、春から公開講座として、これからの展開を図ります。
講師のラインアップも、結構、良い感じになりそうです。お楽しみに
してください!

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