コモンズ女性の活躍セミナー コマツ
今日は、「コモンズ女性の活躍セミナー」で、コモンズ30ファンドの投資先の
コマツの執行役員コーポレートコミュニケーション部長の浦野邦子さんを
お招きしました。色々とフランクなお話をいただいた、ご来場された皆様も満足度
が高かったのではないかと思います。
失礼ながら、イメージ的にコマツという会社と女性役員がいらっしゃるという
感じがしませんでした。実際に、現在はお二人しかいないようです。そもそも、
女性社員比率が10%程度なので母数が少ないです。しかし、2007年の同比率
が6%程度なので、傾向として女性社員の比率はジリジリと増えています。
女性の活躍が推進にはトップのコミットメントがなければ、このような傾向が
現れることなかったと思います。
育休制度も2007年に活用した女性が30名でしたが、2012年には67名まで
増えたようです。(勇気ある?)男性も2009年に1名でしたが、2012には7名
まで増えました。絶対的にはまだまだ低水準ですが、徐々にロールモデルが
増え始めれば、この傾向は加速するでしょう。
「女性だから」と言って、何か特別扱いすることはないようですが、コマツの
形にはまらない大らかな社風で、一律的な扱いということより、ケース・バイ・
ケースに対応されているという印象を受けました。
女性はチエックが厳しい(苦笑)ようで、工場で働く現業系で検査部門に
配属されると不具合率が低下したというケースが見られるようになった
ようです。
いずれ、女性だからという数合わせだけではなく、能率ベースですが配属を
決めることが重要ではないでしょうか。色々と難しい課題や弊害がありますが、
女性の活躍の傾向は今後高まっていくと期待していますし、そのような価値
創造に取り組む投資先企業を引き続きコモンズは応援したいと思ってます。