世界から注目されている日本の女性の活躍
米国のCarnegie Council for Ethics in International Affairsの企画、
Impact: Where Business and Ethics Meetというポッドキャストの
インタビューを受けました。テーマは日本における女性の活躍。
自分にとって発見だったことは、安倍内閣が経済界へ要請している
女性の活躍推進は、外国から「他国では例がない措置」として、
思っていたより注目度が高く、期待が高いということです。
「指導的地位に占める女性の割合を2020年までに30%程度」
という目標について、財界ではハードルの高さが課題であるという
声は聞こえてきますが、反対するというような空気ではありません。
この、かなりアグレッシブな目標について、どう思うかという質問に
対して、私は、2020年からの日本社会の大変革に期待している
と答えました。この大変革とは社会の主役が「団塊の世代」から
「団塊ジュニア」へ世代交代することです。
高度成長時代を体験し「効率性」のため画一化のマインドセットの
傾向がある団塊の世代。一方、低成長時代しか知らなく、持続的
成長をもとめ、女性の活躍やワーク・ライフ・バランスなど「多様性」に
抵抗が少ない団塊ジュニア。 この世代交代が背景にあるので、
日本社会において女性のますますの活躍は自然な流れであると
思ってます。