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June 30, 2014

今日の「会」感

本日は、
朝食の懇談「」から始まり。。。
午前の理事「」、
昼食の勉強「」、
午後の株主総「」、
そして、夕食「」で
締めくくりました。。。 (^^;

June 28, 2014

Vital Japanで英語の対話

Vital Japanという12年ぐらい続いている若手の英語の対話型ワークショップに
講師として参加しました。ご依頼があったときには20~30名程度の集まりと
思っていたら、実は、その10倍。申し込みベースでは300名以上で、雨天の中、
200名以上が来場されて満員御礼。 いや~、皆さん、熱心ですごいですね。

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題名は「Foresight is 2020 Vision~Found in Translation~ Mitochondria and
Curry Udon」で、2020年以降の日本の未来について皆さんと考えました。本日
の来場者の多くが団塊ジュニア層であり、次代に最も人口層が多い社会の主役
となる方々なので、話に気合が入りました。本日、来場されたような、レーダーを
張って好奇心が豊富で行動力がある方々が次代のロールモデルとなってくれれば
未来に悲観する必要はないと思ってます!

普通の講義&質疑応答のパターンではなく、2時間半ほどたっぷりと時間を使い、
参加者同士のディスカッションを何回を設けて、ライブ感があって楽しかったです。
最後の締めくくりは、「一対一の対話」で参加者がペアになって、本日の話を振り
返ってディスカッションする仕組みも良いですね!

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懇親会(これは、日本語で)では、多くの方々に囲まれ、楽しいひとときを過ごす
ことができました。ただ、深夜に帰宅したため、妻には睨まれましたが。。。(笑)


June 27, 2014

脳科学から見えてくる資本主義

「資本主義研究会」の同志と企画している「資本主義の教養学」公開講演シリーズ
の第二回は日立製作所の役員優遇フェローの小泉英明さんから「脳科学の視座
から見た資本主義」という大変興味深いお話をお伺いしました。

5億年前から変わっていない生きた化石と言われるナメクジウオは、目がなく、脳がなく、
あごや口もない生き物。しかし、ヒトと比べると約60%の遺伝子が共通しているようです。
そういう意味では、生き物の共通するところは「快」を求めて生存確率を高めていること
です。ナメクジウオも栄養獲得のため「良い」匂いがわかる。また、良い温度へ移動できる
そうです。一方、「悪い」匂いは毒素かもしれないので「不快」も生存のため重要です。

ただ、人間が動物の違うところは、我々には「過去」と「現在」と「未来」という意識がある
ことです。「報酬」に快を感じるという原点は動物と同じでも、人間の場合、(過去の記憶
があるから)報酬の未来予想ができて、快・不快という報酬系によって現在の行動ができ
ます。一方、動物は、未来を描くことができなく、基本的に現在の報酬で行動します。

また、未来を描くときに、パントマイムのように 身体表現のみで表すことは難しいという
ご指摘が印象に残りました。やはり、人間に言葉あり。言葉があるから未来を描けると
いえます。未来を描き、それを実現するためには、メッセージが必要であり、それに応えて
行動する「対話」が必要であると理解しました。

示唆に富むお話の中、最も印象に残ったご指摘は、「二者同時動作時の前頭前野活動
パターン」。つまり、脳科学の発展により脳ことが色々と解明されていますが、基本的に
ひとつの脳しか研究していない。しかし、人間行動(脳の動き)は一人だけで動作して
いるわけではないのが実態です。能楽の「乱拍子」などは、あうんの呼吸で二者の脳の
パターンが似てくるようです。また、感動したときに脳活動が活発になるようですが、感動
も共鳴現象を起こす重要な要素ではないでしょうか。

「個」の「合理的」な判断が「全体」によって経済学が成り立っています。その方が学問的
に説明しやすいのかもしれませんが、脳科学の側面から考えると、経済という人間の
総行動の実態は、もっと複雑で研究の余地がありますね。

例えば、経済行動の単位は「個」ではなく、「家族」という場合が少なくありません。これも
種の「生存」という意味では当たり前のことです。資本主義という人間がつくった経済
システムを脳科学から光を当てると色々なことが見えてきそうです。

7月25日に予定されている次回の第三回「資本主義教養学」は、遺伝子の側面から考え
ます。どうぞお楽しみに!

June 25, 2014

トモダチ・イニシアティブ夕食会

経済同友会の「知日派・親日派拡大Project Team」と「米州委員会」
正副委員長と共に、トモダチ・イニシアティブのプログラムで来日している
若手(30代中心)の視察団と夕食懇親会でご一緒しました。

日米関係というと、53歳の自分が「若い」と言われている傾向の中、
このように次代を担う世代と新たな関係を築くことは極めて大事なことで
とてもうれしいです。

また、今回、自分が育ったテキサス州のヒューストン出身の女性弁護士
(お父さんが日本人でお母さんが白人アメリカ人の「ダブル」、ハーフでは
なく。。)と意気投合。 プログラムが終了した来月上旬に、まだ日本に
滞在中ということで、日テキサス友好関係を深めることに再び、会うことに
しました。

シェールガス革命の 一丁目一番地ですからね。色々なポテンチャルは
テキサス・サイズ(大きい)です。

June 24, 2014

日本綿業倶楽部で伝統と改革の講演

今日は、講演で大阪まで日帰り出張。

途中、挨拶回りで京都と

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滋賀に立ち寄りました。

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そして、大阪の講演へ向かいました。主催者は関西師友協会という安岡正篤
の教学を通じて東洋の精神・文化・伝統を通じて正しく生きようとする方々の
集まりで、『先人に学ぶ~日本的改革の精神』で歴史を生きた人物より学ぶ
というシリーズでお招きいただきました。

会場は、日本綿業倶楽部という伝統を感じさせらえる空間でした。渋沢栄一は、
大阪紡績会社、三重紡績会社
(→現在の東洋紡)の創業に関わり、関西方面の
関係も深かったです。

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現在、渋沢史料館では栄一と関係が深かった企業の社史の特別
展示シリーズを実施していますが、来年に東洋紡の展示、そして、
「渋沢栄一と大阪」という講演を企画中です。

June 23, 2014

独立系投信のヒット件数の動向

「独立系」投信会社は、既存の投信会社と比べて、それなりのエッジを持って
経営・運用していますが、実は、「独立系」の間でもカラーが微妙に異なる
ようです。それが、Googleと日経電子版の検索ヒット数で表れています。

Google
・結い2101       222,000件
・セゾン投信      194,000件
・ひふみ投信:      89,200件
・鎌倉投信:       79,100件
・さわかみ投信:     70,800件
・コモンズ30ファンド:  53,900件
・コモンズ投信:     47,100件
・レオス:         36,100件

日経電子版
・コモンズ投信:    147件
・さわかみ投信:     78件
・セゾン投信:      43件
・レオス:         39件
・ひふみ投信:      28件
・結い2101:       14件
・鎌倉投信:       13件

コモンズ投信・コモンズ30ファンドの場合、(色々とネットで発信しているつもり
なんですが。。。)、一般的なネット環境より、どちらかというと伝統的メディア系
の方から取り上げられる傾向があるようです。

なんでだろう。

June 22, 2014

お金の使い方

コモンズこどもトラストセミナーをIID世田谷ものづくり学校で開催しました。

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こども達(そして、親御さんにも)お金について考えていただくために、
紙芝居レクチャー、オリジナル曲の歌の合唱、そして、ワークショップ
形式を設けました。

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I-Oウェルス・アドバイザーズの代表取締役の岡本和久さんピギーちゃん
のご協力を得て、SPEND(つかう)、SAVE(ためる)、INVEST(ふやす)、
そしてDONATE(ゆずる)という側面からお金が社会を循環するというお話を
いただきました。

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そして、その後は、こども達にどのようの「つかう」「ためる」「ふやす」「ゆずる」
ということを考えてもらって、発表してもらいました。人(特に大人たち)の前で
話すことが慣れていなく、もじもじしている子もいましたが、まぁ、自分も、その
くらいの年齢(小中学生)では同じで、また、このようなテーマについて考えた
こともなかったので、ご立派。

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日本社会では「お金」のことについてオープンに話すことに抵抗感がある割には、
お金に執着心の側面もあります。それは、こどもの頃からお金について考える
機会があまりなかったからではないでしょうか。

「傍を楽」にする「はたらく」と「お金」は切っても切れない関係のはずなのに、「壁」が
あるのが今の日本社会の状態。これからの日本を担う次世代には、この関係に
ついてしっかりと身に付けてほしいですね。

そして、こども達とお金について学んだ後に、クロジーングとして一緒に読んだ誌です。

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何か、感じ取ることがあれば、良かったです。

地域に眠る滴から大河へ

本日、販売の日経ヴェリタスで「愛と資本主義」のコラム「地域に眠る滴から
大河をつくれ」は、地域銀行がこれから日本の新成長戦略の担い手になる
期待を込めました。

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June 19, 2014

休眠預金を活用する「持続的成長基金」

超党の「休眠預金活用推進議連」の勉強会で自公案について意見を発表する
機会をいただきました。

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4年ぐらい前に、とあるレセプションの立ち話で休眠預金の存在を教えてもらい、
そして、それを活用する構想を熱く語ってくれたフローレンスの駒崎弘樹さん
ご一緒させていただいことは感慨深かったです。その声が、(政権を超えて)国会
まで届いたこと、そして、国民の良識な声を拾い上げ、政策施行へと働きかけて
くださっている国会議員に敬意を表します。

休眠預金とは、身元確認の連絡が取れなくなり、長年に渡って動いていない預金
口座のことを示します。毎年、800億円ぐらいが全国で発生するようで、払い戻し
要求の300億円を差し引いても、およそ500億円が残ります。

それを社会的課題に取り組む活用スキームが議論されている中、私の持論は
「使い切る」のではなく、新しい持続的な成長を促す原資の可能性です。

誤解を招くところだかもしれませんが、「わざと眠らしている」預金の場合、身元が
わかっているので、「休眠預金」にはなりません。ポイントは、長年に渡って身元の
連絡がとれず、誰も要求することなき預金が「休眠」と区別され、それが、銀行の
雑収入として処理されていたことです。

もちろん、銀行は休眠化した預金でも口座管理しなければならなく、そのコストを
賄う必要があるという言い分もあります。ただ、眠っているのであれば、従来の
成長資金として目覚めても良いのではないかということです。

現在、銀行の預金残高に対して融資の需要が高くないため「預貸率」が全体で
7割ぐらい、地方銀行では5~6割台も目立ちます。貸し出しされない主な部分は
国債に投資されています。つまり、預金の用途の大部分は、成長資金ではなく、
現状維持のために使われているのです。

これが、本来の預金と銀行のあるべき姿なのか? 私は、銀行の役目は成長資金を
経済社会に供給することだと思っています。銀行システムから、ぽたぽた垂れている
「滴」を寄せ集めて、未来志向の「大河」にすることは理にかなっていると思ってます。

現在の法の整備の段階であまり詳細に詰めない方が案が通りやすいですし、後から
機動的に調整出来ると思いますが、せっかくの機会だったので、「持続的成長基金」
という国民ファンドの設立の私案を発表しました。

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新しく設立される「指定活用団体」の人件費や運営費を賄うために、毎年、拠出される
500億円の0.3%まで充てる。また、残高の5%を毎年「ペイアウト」して助成金とする。
そして、あまった部分を「持続的成長基金」資産運用に回す構想です。

社会的活動のためであっても、貸付の金利水準の設定は原則として市場原理を反映
すべきだと思うので、返済義務がない助成とは別に、資産運用のポートフォリオの一環
として運営します。

また、日本を代表するグローバル企業に長期投資することによって、世界の成長を
国内へ取り込む。あるいは、小型株など成長企業にも投資すべきです。そして、プライ
ベートエクイティ投資やベンチャーキャピタル投資などで新しい成長を促す再生企業
やベンチャー企業への投資も大切です。

このような投資配分は、現在議論されているGPIFと異なるリスク許容度になり、リターン
目標を高めることになります。もし、6%以上の年率リターンを長期的に確保できるよう
でしたら、差し引いた費用と助成金を上回るので、持続的に成長し続ける国民ファンドと
なり、毎年、助成金額も拡大して行きます。これが、「使い捨て」ではなく、社会的課題に
応えながら持続的に成長し続けられる国民ファンドへとつながることになります。

「目からウロコ」と評価していただいた国会議員もいらしゃってので、少々よい刺激を
提供できたようでうれしかったです。

June 18, 2014

2020は、ゴールではなく、スタート

本日、NYのCarnegie Councilが主催するパネルディスカッションに参加しました。
ただ、ロケーションは東京の平河町、そして、早朝。はじめて、SkypeとUStreamを
活用した国際会議でした。(Skypeと比べてUStreamが5~10秒ぐらいの時間的
ラグがあったのでちょっと大変でしたが、概ねこちらからのメッセージをNYまで
伝えることができたようです。)

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イベントの題名は「Can Japan Change?」で、仕掛け人は、先月、外交専門誌の
Foreign Affairsで「Japan's Change Generation」という日本の新世代の動向に
ついて取材したDevin Stewart氏です。

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私の主なメッセージは、2020は「ゴール」ではなく、新しい時代への「スタート」
であるということ。その理由は、人口動態です。

つまり、社会の主役が成長を体験したため「現状維持」を重んじる世代から、
成人として成長をしていなく「持続性」がカギとなる世代へ交代することです。

日本は変化しているか?ということではなく、既に変化している、ということ
だと思います。その変化が善い方向へと進むのか。それは、現役世代の
我々の責任です。


June 17, 2014

日本人のClass!

今日のうれしかったニュース。 海外のメディアが、日本人のことを
このようにスポットライトを当ててくれました。素晴らしいですね。

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ここで言う「Class」とは、「品格」のことです。

だったら、おいおい、国内で歩きタバコやポイ捨ても止めろよ
という側面もありますが。。。


June 16, 2014

書面議決権行使とスチュワードシップコード

ちょっと、困ったことが起こっています。

投資先企業の株主総会の決議において「取締役○名の選任の件」という議案に
社外取締役がゼロの場合の意思表明です。

社外役員がゼロのことは反対したいです。ただ、基本的に現在の経営陣を信頼
し、事業の方向性にも期待していることを表明したい。そういう意味で、提案されて
いる社内候補全体に反対している訳ではなく、個別の候補に反対している訳でも
ない。逆に、応援したい。

しかし、社外役員の導入の必要性は株主として、企業に意見表明をしたい。

という場合、反対票を書面議決で返すだけで良いのでしょうか。

今回の国会は、社外取締役の設置の義務付けは見送りました。ただ、設置しない
場合には、Comply or Explain、つまり、「社外取締役を置くことが相当ではない理由」
を、事業報告書に記載させるということですが、株主総会招集の通知の段階では、
事業報告が記載されていない場合が少なくありません。

実際に株主総会に出席した際に、事業報告では「社外取締役ゼロ」という説明が
されたとしても、総会に出席できず、書面による議決権行使の場合、判断材料が
ありません。投資信託など機関投資家は複数の企業に投資していて、その総会が
重なるので、ほとんどの場合、書面による議決権行使になります。

日本スチュワードシップコードが目指すところは、もちろん賛同していますが、実践
する場合に必要な判断材料のための情報開示の色々な慣習の現状に不備が
ありそうです。

また、社外取締役の「独立性」は重要なポイントになりますが、実は、定義が難しい
です。取引・資本関係が全く、企業と関係ないという「独立」と解釈するのは、判断上
わかりやすい物差しですが、独立社外取締役としての効力のメジャーメントになり
ません。取引、融資、資本の関係があることでは「独立性」がないという実態は
証明できませんし、むしろ、関係があるからこそ、ガバナンスが効くという考えも
あります。

そういう意味では重要なポイントは、表面的な「独立性」ということではなく、本質的な
「独立性」ですが、これは株主招集通知だけでは判断できません。自分の経験上、
上場会社の社外取締役として「独立性」を発揮できたときは、コーポレート・アクション
が起こったときの有事であり、これは平時のときと比べると異なる次元であると感じ
ました。

独立取締役は、企業経営の「効率性」を高めるということより、視点の「多様性」を
高めることであり、それが、最終的に企業の持続的な価値創造に貢献していると
思っています。そういう意味では、社外取締役1~2名だけでは、まさに表面的な
数合わせのガバナンスであり、本質的に「独立性」と「多様性」を企業経営に取り
込んでいるとは言えないと思います。

June 13, 2014

日本ファンドレイジング協会の5周年

日本ファンドレイジング協会の5周年オープンシンポジウムのパネルに登壇しました。

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協会が設立される数か月前、代表理事の鵜尾雅隆さんが私のオフィスに
お越しくださって、「夢」を語っていただきました。

【2020年ビジョン】
 2020年、日本社会の「善意の資金」総額が年間10兆円となる時代を実現します。

リーマンショックの真っ最中。それは素晴らしいことだけど。。。日本のご時世ではむずかしい
のではないかと思いました。ただ、鵜尾さんの輝く笑顔とエネルギー。この人は何かやって
くれるのではないかと感じました。自分もコモンズ投信という新たなチャレンジの船出で、
長期的な「善意の資金」を日本社会に循環させる夢を抱いていました。共感するところが多く、
発起人、そして理事としてお手伝いすることにしました。。

日本ファンドレイジング協会のフォーラムやセミナーには、いつも気持ち良い素晴らしい
エネルギーが満ちています。それは、集まる有志が鵜尾さんと同じ「夢」に共感している
からです。今日よりも良い明日の世の中のために。

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June 11, 2014

NEPADのMayak長官

日本-アフリカ ビジネスフォーラムのオープニングセッションで開会の辞のお言葉を
いただいた「アフリカ開発のための新パートナーシップ計画調整庁(NEPAD)のイブラヒム
・アサネ・マヤキ
長官(ニジェール元大統領)に、経済同友会アフリカ委員会の関山護
委員長(丸紅副会長)とご一緒にご面談の機会を頂戴しました。

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NEPADとはアフリカ連合(African Union)首脳会議で採択されたアフリカ自身による
国境を越えたインフラ整備や農業開発等に取り組むアフリカ開発機関です。実は
アフリカの人口の40%が15歳未満で、70%が農村地区に暮らしています。農業
に適した土地がたくさんあるが、「農業」にはなっていないようです。

また、びっくりしたのですが、長官によると、これから40年間、世界で必要とされる
食糧は、いままでの3000年間!と同じという分析もあるようです。

そういう意味では、日本の農業技術、食品加工技術により、現地で雇用の創造と
食糧の確保の期待は大きいということがわかりました。

私の発言の機会のときに二つの意見を述べました。

日本のODA大綱が11年ぶりに見直される中、法人税減税の財源探しという
タイミングでは、重要なポイントは「量」だけでなく、内容の「質」になります。
ODAのインパクトのメジャーメントがますます重要になるということ。

そして、道路、港湾など、ハードなインフラだけではなく、ワクチン、保健システム
などソフトなインフラを日本の民間企業が供給できるようなレバレッジを促すODA
の可能性もあるのではないかということでした。

長官は関心を示され、賛同していただきました。「アフリカ開発のための
新パートナーシップ」に日本企業の経済活動がアフリカの持続的成長を支え、
その成長の恩恵を日本国内へ取り込むことは日本経済社会の「新成長戦略」
になる。そんなふうに思ってます。

June 10, 2014

日本ーアフリカ ビジネスフォーラム2014

去年、開催されたTICAD V (アフリカ開発会議)で明らかになったことは、対アフリカ
への関係は「援助」という次元に留まることなく、「貿易と投資」へと日本との関係を
深めたいという意思でした。

経済同友会で副委員長として携わったTICADファローアップPTでアフリカ側からの
提案は、日本とのビジネス・フォーラムの開催で関係を深めたいという願いがあり
ました。それが、在京アフリカ外交団アフリカ開発銀行の主催で、多くの日本企業の
スポンサーを得て、今週に実現しました。日本ーアフリカ ビジネスフォーラム2014

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テーマ別、地域別の盛り沢山な内容ですが、日中の予定の関係で会場を出入り
しなければならなく、じっくりと聴講できなくて残念でした。会場は、午前も午後も
満員状態。

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数年前では感じられることなかった、日本でのアフリカへの関心の高まりを感じて
います。

June 08, 2014

5周年記念セミナーin大阪

今日は大阪でコモンズ30ファンド5周年記念セミナーで投資先のシスメックス株式会社
の経営企画本部 IR・広報部長の岡田紀子さんのご協力をいただき、非財務的な
「見えない価値」についてお考えをお伺いしました。


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健康診断や病院などの検体検査で必要な血液検査、尿検査の機器、試薬やソフト
ウェアなどを研究、開発、製造、そして、世界170カ国以上に販売しているグローバル
トップ企業です。特に、血球計数分野では世界市場シェアの一位を誇ります。

スピーカーを本業としていた東亜特殊電気株式会社(現TOA)の50年ぐらい前の
経営陣が、事業の第二の柱を模索する米国視察をきっかけに開発された自動
血球数検査器からスピンアウトしたベンチャーが現在のシスメックスです。まさに、
コモンズ30ファンドが投資対象とする「進化」する企業の代表格です。社名の由来は
SYStemtaical + MEdics + 無限の可能性。 素晴らしいですね。

第二部は、コモンズ起業家フォーラムのスピーカーとしてご協力いただいて
いる株式会社プラスリジョンの代表取締役の福井佑実子さんのお話を
お伺いしました。

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障がい者に働く場所をつくることで「加える(plus:プラス)」「融合(ligion:リジョン)」
という使命感が、こちらの社名には表れています。

その昔、メガネが存在していなかった時代では、(自分のように)メガネを生活で必要と
する人々は、「障がい者」であったという気づきを与えてくださいました。

「障害は個人に属するのではなく、環境に依存する」。ホントに、そうですね。

淡路島の玉ねぎを原料とする調味料「オニオン・キャラメリゼ」を生産する働くしあわせ
プロジェクト
は、当社の代表的事業です。

ジャンルは異なるかもしれませんが、両社は、それぞれの設立理念に基づいた
事業で「今日よりも良い明日」のために取り組んでいらしゃいます。そのような
会社とご縁を頂いていることに、ありがたく感じます。

June 07, 2014

5周年記念セミナーin名古屋

今日は名古屋でコモンズ30ファンド5周年記念セミナーで投資先のリンナイ株式会社
取締役常務執行役員管理本部長の小杉將夫さんをお招きし、当社の非財務的な
「見えない価値」についてお話をしましした。

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小杉さんのプレゼンは、整理が整っていてリンナイの社風を感じさせられる
内容でした。

・「熱」という文明社会の基盤が本業そのものが持つ持続可能性であり、
世界へ長期的に当社の商品を普及させる「競走」(あえて「競争」ではなく)
のエッジ。

・独自の経営ポリシーの根源には創業者の内藤秀次郎が25歳のときに
コンロの青い炎に魅了され、「自分でつくりたい」という想いで二年後の
1920年に起業した徹底として「手作り感」。工場現場の整理整頓は、もちろん
のこと本部の役員まで「窓吹き」の担当が輪番に回ってくるようです。

・経営者層の特長と企業マインドの基本は、「品質こそ我ら命」。そういう
意味ではコンプライアンスに徹底するというプライドがあり、また、トップと
現場が近く風通しが良い会社で、未だに全社員の旅行を行っています。

質疑応答のときに、マーケット・シェア重視から「付加価値額」重視に移行し、
営業の売値と仕入れ値を各部門で共有するシステムを導入。てっきり、営業
の人事評価に使うものだと思っていたら、「いえいえ、とんでもない」と。
どのように仕入れコストを下げるか、売値が良い他の商品を提案する情報
の共有に使われるようです。まさに、リンナイの「見えない価値」ですね。

第二部は、コモンズ起業家フォーラムのスピーカーとしてご協力いただいて
いるコミュニティ・ユース・バンクmomoの代表理事の木村真樹さんが登場
しました。

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地域に「志金」を循環させる「ロマンと算盤」を提唱されています。

財務体力が乏しく、金融機関の融資対象にならない社会事業に取り組む
団体へ融資されていますが、9年間の活動で、一回も債務不履行がない
ようです。

やっぱり、最も重要な担保は「志」なんですね。

スピーカーを交えた懇親会も盛り上がり、おかげさまで、とても素敵な
時間を過ごすことができました。 どうもありがとうございます!


June 06, 2014

寄付育のススメ

日本フィランソロピー協会の機関誌の「寄付育のススメ」という特集でインタビュー
していただきました。

20140606_philanthropy

びっくりしたことに、6月22日(土)に開催するコモンズこどもトラストセミナー
『ピギーちゃんのハッピー・マネー四分法』
でご協力をいただくI-O ウェルス
アドバイザーズ
岡本和久さんも同じ特集のインタビューでご一緒でした。

これは、偶然なのか。必然なのか。

記事は「フィランソロピー」のリンク先でカーサーを目次の上に置いてクリック
すれば読めますので、どうぞご笑覧ください!

June 05, 2014

第四期「論語と算盤」関西塾

今日の東京の天気予報は豪雨でしたが、関西へ移動したら晴れていました。
風が結構、強かったですが。

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神戸の有志が企画している「論語と算盤」関西塾の第四期のキックオフに
参加しました。会場は、彼らが運営するplug078というコワーキング、シェアオフィス、
レンタルオフィスのスペースで、新神戸駅に隣接しているANAクラウンプラザ
ホテルが入っている建物のB1階にあり、東京からとても便利!ここのホテルに
泊まれば、早朝の新幹線でも乗り遅れる心配がないので安心です。

渋沢栄一は、「枠」を超えることによって、多様な視点を取り込み、「枠」内をの
活性化、拡大化を図ったという話をしましたが、その後のグループ・ディスカッション
で、大変面白い示唆に恵まれました。

「口」という枠の中に「木」を入れると、伸び伸びと育つことができなく、「困」る 
ことになる。

その中に「人」を入れて束縛すると「囚」われる状態になり、、、

その中に「古い」ものを閉じ込めると「固」められる。。。。

やっぱり、「口」という枠に捕らわれることなく、自由な発想で行動することが
重要ですね!

そして、、、

Nさん! お誕生日おめでとうございます!! いつも、ありがとうございます!
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June 02, 2014

僕たちは、微力であるが、無力ではない

「すべての人に未来をつくる力がある」 

2012年の第四回コモンズ社会起業家フォーラムのスピーカーとして登壇して
いただいたテラ・ルネッサンス鬼丸昌也さんが18歳のときにスリランカの
社会活動家・仏教徒のアリヤラトネに出会い、彼の言葉に啓発されてスイッチが
入り、その後、大学時代に一人部屋でNPOを立ち上げました。 

「すべての人に未来をつくる力がある」 それがアフリカの元子兵であっても。

確かにインスパイアされる心強い言葉ですが、何より鬼丸さんの高い志と行動力
が素晴らしいです。

「僕が学んだゼロから始める世界の変え方」

鬼丸さんが、特に自分より若い世代への期待を込めた良書ですが、年上世代も
充分心得べき大事なメッセージがたくさん込められています。

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本書のクロージングは、2012年の社会企業フォーラムで最も印象に残った
言葉でした。

僕たちは、微力であるが、無力ではない。

ひとつの笑顔が、ひとつの言葉が、ひとつの行動が、世界を変えていく。

あなたにしかできないことが、僕にしかできないことが、世界を変えていく。

一人ひとりの力を積み重ねた先にある未来を、僕は見てみたい。

どんなに時間がかかったとしても、必ず世界は変えられると僕は信じている。

僕たちはみんな、その力を持って生まれてきたのだから。

ホントにそうですよね。

June 01, 2014

地域金融機関の再編成という新成長戦略

私は、日本が恵まれている資源のひとつである現金を、持続的成長のために
活用する担い手に地域金融機関の役目に多いに期待しています。まさに、
「新成長戦略」の要になるでしょう。

地域金融機関の再編成に「長期投資」という光を当てれば、地域社会の豊かな
生活が見えてくると思います。本日、掲載された日本経済新聞の電子版で
書きました。

渋沢栄一の思いが示す地域金融再編の必要性

20140601_nikkei

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