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November 28, 2014

コモンズが考える「対話」と「見える化」

本日の日経新聞によると「対話型ファンド、2年で資産倍増 企業統治改革促す
動向があり、その背景には外国人投資家の存在があるようです。確かに、彼らの
視点では、日本企業のメンタリティや行動がわかりにくい部分もあるので、このように
投資の「見える化」の切り口を歓迎するのは当然のことでしょう。

コモンズも「対話」を通じて「見える化」の設立理念を掲げています。

ただ、その理由は、日本の一般個人との「対話」を通じた「見える化」を促すことに
よって価値創造を共働することであり、企業を「統治」することではありません。

「見えなければ」投資すべきではないと考えていますので、そういう意味では
ほとんどの投資信託は「仕組み」を通じて分配の「見栄映え」を良くしているか、
運用手数料を安くすることに留まっています。

それだけでは、残念ながら、日本の家計の金融資産が投資信託へと流れる大河には
なれないでしょう。

アベノミクスによって、得をしているのが株式を保有している16%の日本人だという
問題定義を最近、よく耳にするようになりました。確かに、それは問題です。

でも、それは16%の問題であり、残った84%が問題です。なぜ、大半の日本人は
自分の金融資産の一部を現預金から株式という成長資金にリスク分散しないのか。
一人一人の日本人に成長志向がなければ、どんな矢を政府が打っても経済成長が
達成できるわけありません。

ほとんどの日本人が自国の企業の株式投資に目に向けないのは、そもそも
「見えない」からです。その「見える化」のために「対話」を促したい。それが
コモンズが様々な側面からつとめていることです。

でも、対話は一人じゃできない。色々なところから、色々な立場の方々と共に、
この「見える化」を達成したいと思ってますので、どうぞよろしくお願いいたします!

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