今日は大阪で、コモンズ30ファンドの6周年セミナーを開催しました。
会場は、風格がある綿業会館。とあるご縁で使わせていただきました。

1931年に建てられた歴史的な文化財ですが、私たちも世代を超える年月に
応えられる存在になる想いを込めて、コモンズの「お仲間」をお迎えしました。

遠いところでは、福岡からもお越しくださった「お仲間」がいらしゃって、感謝!

おかげさまで、想定の定員以上の方々がお越しくださって、椅子を追加しました。

コモンズの運用報告が第一部。しかし、メインイベントは、やはり、第二部に設けた
コモンズの「対話」です。
今回は、投資先のベネッセホールディングスのIR課長の斎藤和敬さんのご協力を
いただきました。去年の漏えい事件の影響で、従来の国内教育ビジネスが大きく
打撃を受けた当社です。大勢の方々の前でお話する心境は厳しかったと思いますが、
真摯に質問などにお答えいただいたことに好感された方々が多かったと思います。
「普通」の投資であれば、投資先企業の事業を通じた将来の企業価値創造のリスク
(不確実性)が高まれば、売却することでコトを済ませるでしょう。ただ、コモンズ30
ファンドの長期投資の最初の行動は、対話を通じて問いかけることです。目先の
「正しい答え」はないかもしれませんが、「正しい問い」はあるはずです。この問いに
応えていただける企業の場合、長期的にご縁が続くことは難しいです。
一方、対話していただける企業であれば、コモンズは一緒に未来価値の創造を
一緒に考え、できるだけ一緒に関与したいと思ってます。
未来の価値創造という意味で、コモンズの設立理念に大切にしていることは
社会起業家の応援です。コモンズを設立した理由は「今日よりも、よい明日」
という社会インパクトを与えたいため。社会起業家とは、社会的課題を他に
任せるのではなく、自らインパクトを与えるために身を起こしている同志です。
彼らたちを応援することは、コモンズの「本業」であると思っています。
今日は、第5回の社会起業家フォーラムで登壇していただいたNPO法人DxP
(ディーピー)の共同代表の今井紀明さんです。お久しぶりに生の話をお伺い
したのですが、ますますパワーアップされてました! うれしいですね。
当時の今井さんのスピーチは、こちらで是非ご覧ください。