マイナンバーの活用に国民ガバナンスを
本日の読売新聞の一面トップ「消費税10%時 食料品増税分を給付」。この財務省案は
ダメでしょう。「食料品」の消費税だけを軽減する色んな思惑や勢力のあ調整や制度の
実践が複雑になるという理由で容易な制度設計を考えたと思いますが、同紙もバラマキ
に陥る懸念を示しています。
また、もっとびっくりしたのは、これ。
「マイカイードを活用し、飲食料品の購入履歴を蓄積し、事後的に給付を描く」
マイカードから偉る情報をこんなことに使うことまで考えているなんて信じ難いです。
ジョージ・オーウェル作の『1984』のビック・ブラザー、つまり、当局が市民の全ての
行動を監視する世の中が、まるで2016年に始まる予兆を感じます。政府のマイ
カイード活用について国民ガバナンスを効かせる仕組が急務ですね。