本日のプレスリリースで正式に発表されましたが、コモンズ投信が
募集する第三者割当増資に有力地方銀行である静岡銀行が引き受けて
くださることになりました。およそ20%の大株主になります。増資後、
創業メンバーが約40%、今まで応援してくださっている大勢の株主が
約40%という構成になります。
この7年間、全国をセミナー活動などで駆け回ってつくづく感じて
いることは日本の地域社会の豊かさです。食べるものは美味しい、
ほっとする自然があり、豊富な文化もある。そして、880兆円の家計
の現預金が全国すみずみに存在している。
その豊かな地域で生活を送りながら、大切な資源である現金を活用して
圏外・世界の成長を呼び込むことができる。特に現役や次世代の未来の
ために。これが長期投資です。
地域社会において世界への窓を提供できる地域金融機関は極めて重要な
存在であると実感していました。いつか、コモンズの設立理念に共感し、
我々の実績を評価してくださる地域金融機関と組んで仕事をしてみたい
と思っていました。
その思いが、やっと通じたのです。
きっかけの発端は、一年ちょっと前。東京の会合でお知り合いになった
静岡銀行の中西頭取のところへお伺いして意見交換の機会をいただきました。
そのとき、中西頭取はコモンズの次世代への思いと実績を評価してくださり、
また、これからご自身の銀行で地元の次世代との関係の向上の必要性、そして
地域への収益の還元という思いが一致しました。
去年の12月にはコモンズ30+しずぎんという新しいタイプの投信を設定しました。
世界の成長の取り込み+銀行の収益を地元への還元するハイブリッド型の
地域ファンドの試みです。今まで無かったチャレンジには、いつも賛否両輪が
付き物であることは覚悟しています。しかし、静岡の地域社会に持続的成長を
取り込むという我々の純粋な気持ちがきちんと伝わるように大切に育てて
行きたいファンドです。
持続的成長には新しい価値創造が不可欠です。その新しい価値創造に
向かって協働の密度を更に濃くするために、今回の資本提供にいたり
ました。まだ微力であるコモンズが新しい価値創造に無力ではないと
評価していただいことになり、身が引き締まります。
今回の資本提供により、頭取がご期待していることはコモンズの次世代・
世界の成長を取り込む考え方や姿勢が静銀へ良い刺激を与えることだと
自負しています。
そういう意味では、コモンズが静銀の色に染まってしまえば本末転倒です。
それでは期待外れになってしまいます。
独立系投信会社であるコモンズが今まで築いてきた独自性を確たる柱とし、
静岡銀行、そして販売提携などでご一緒させていただく他の地域機関と
共に協働しながら、日本社会の長期投資文化の新たなステージを促します。
「今日よりも、よい明日」のために!