格差が生んだ米大統領
昨日の米大統領選の結果をこの三つの図を見比べるとと面白いですね。
例えば、私の「故郷」であるテキサス州はRed State(共和党トランプ)です。
County(郡)の単位で見ると、自分が子供のころ住んでいたHoustonや自分が大学に行ったAustinのエリアはBlue(民主党クリントン)です。 また、メキシコに近い地域はBlueが目立ちます。彼らとしたら、本当に壁が立ったら経済的打撃を受けるからでしょう。
そして、人口図で見ると、全国的に都市部にクリントン支持者が多かったことがわかります。(Red StateになったFloridaも) 。 だから、投票の絶対数はクリントンの方が多かったんですね。
元データはこちらです。
http://www.nytimes.com/elections/results/president
都市部と非都市部。 この格差は先進国、新興国問わず、世界で共通している大きな課題です。
民主主義は素晴らしい理想です。ただ、理想的な民主主義制度は難しいですね。