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May 28, 2017

勇気、人の尊厳、そして日本人の感性

今週の金曜日から日曜日まで、京都で開催されたヒューマン・ライツ・ウォッチ
カウンシル・サミットに出席しました。東京に事務所が開設された8年ぐらい前から
東京コミッティーのメンバーとしてお手伝いしていた関係で参加しましたが、土井
香苗
さんという一人の女性の熱い想いが大勢の人々を動かし、とうとうアジアで
初めて世界のHRWの幹部、スタッフ、リサーチャーが集まる大会議を日本で
開催するところまで至りました。

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閉山後の清水寺を貸し切って、ほとんどの場合、非公開なところを
見物したり、レセプションを開催したり、普通、日本人でも体験できない
特別なイベントでした。

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京都国立博物館も閉館後に貸し切って、レセプションを開催しました。
来年、カウンシル・サミットをホストするチューリッヒ・オフィスのスタッフが
笑顔で嘆いていました。「こんなに、ハードルを上げるなんて。。。」と。

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こんな贅沢な空間でのイベントでしたが、ヒューマン・ライツ・ウォッチの活動は
ガチンコです。世界の様々な人権問題に光を当てて、現地に入って証言を収集し、
フェイク・ニュースではなく、事実を暴くレポートを公開して現状の是正に努めて
います。

人権問題の加害者が政府など権力者の場合もあるので、レポートを作成する
リサーチャーは文字どおりの命がけです。自分の身を常に守ることを意識しながら
日々を暮らしています。なので、彼らの写真を撮って、SNSに上げるなどはNG.。

本当に彼・彼女らの勇気に頭が下がります。自分の身内でもない、知り合いでも
ない他人の人間としての尊厳を回復させるために命をかけているなんて。

某国で活動しているリーサーチャーとレセプションで立ち話しているときに彼は
こう言いました。 I just wake up in the morning, knowing that I am doing the
right thing.

すごい、です。 4人の子供もいるのに。奥様は心配じゃないですかと聞いたら
Yeah, but she supports meと言いました。それがなければ、できることではない、と。

そんな緊迫した日々を過ごしているヒーローたちが、ちょっと息を抜いてホッとできる
時間と空間を日本でご提供できたことは本当に良かったと思います。

会議のスピーカーで会場をもっとも動かして、スタンディングオベーションを誘ったのは、
ヒューマン・ライツ・ウォッチのリサーチャーではないですが、応援している香港の若者、
Joshua Wongでした。

One Voiceで、社会を変えることができる。14歳の彼は中国政府へ立ち向かいました。
現在は二十歳になった、Joshua。本当に勇敢な若者で感銘を受けましたした!
Dissident(反体制派)からReformer(改革派)へ。 どんな親が、どんな教育をして
育てたんだろう。

京都国立博物館では、池坊次期家元のライブ・パフォーマンスにも恵まれました。
バラバラによこたわっている花、葉、枝。これをどんどんと息を吹き込まれていきました。

お久しぶりにお会いすることができたのですが、お話ししながら気づきました。
生け花とは色々な花、葉、枝というダイバーシティからひとつの世界がつくられる
インクルージョンであることに。

日本人の感性に、ダイバーシティ&インクルージョンという人権問題の解決の核心に
なる大切なものが宿っているのですね。

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May 14, 2017

コモンズ30ファンドは共創型の対話するファンドです

コモンズ投信を設立した理由は、コモンズ30ファンドという長期投資に挑む
投資信託を日本全国の一般個人を届けたかったからです。完成版のファンド
ではないかもしれません。けれども、共に創る、「共創型」ファンドです。

そして、その「共創」に不可欠な要素は「対話」だと思っています。

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May 10, 2017

「共創」社会に必要な教育@J~WAVE~♪

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J-WAVEで、今までの「競争社会」だけではなく、これからの「共創社会」を担う
次世代への教育についてコメントさせていただく機会をいただきました! 


今後の日本の教育は、“探究”する力を養うことが重要だ


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May 08, 2017

希望を持つために必要なマネーの循環

日経電子版の「マネー」のコラムで、このような内容を珍しいかもしれませんが、
大事なことだと思っています。 マネーの循環が必要なのは、目先の景気の
話だけではありません。 「不安だらけ」だけではなく、希望を持つためにも。

不安だらけの未来 マネーの循環で変えたい

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May 05, 2017

渋沢栄一のアドバイス

旧知の梶原誠編集委員が、日本経済新聞のコラムで渋沢栄一をご紹介いただきました。

渋沢からサムスンへの助言

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サムスンの「Jay」Leeさんは5年ぐらい前に数回お会いしとことがありますが、
やや控えめな好青年というイメージだったので、今回の事件は本当に
残念な気持ちです。

韓国内への社会的インパクトの想いについて話をしたことありませんが、たぶん、
梶原さんがご提唱されてくださったように、渋沢栄一の「アドバイス」に聞く耳を
持ってくれたのではないかと思います。

論語と算盤』【算盤と権利】 合理的の経営

「その経営者一人がいかに大富豪になっても、そのために社会の多数が
貧困に陥るようなことでは、その幸福は継続されない。

ここで、「継続」というキーワードがありますが、私にとって、「論語と算盤」とは、
現代のコンテキストでいえば、サステナビリティ(持続性)ではないかと解釈
しています。そのために必要なのはインクルージョンという概念だと思います。

「論語と算盤」は、"OR"という合理性だけではなく、"AND"の合理性を持つ
経営力です。


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