渋沢栄一のアドバイス
旧知の梶原誠編集委員が、日本経済新聞のコラムで渋沢栄一をご紹介いただきました。
サムスンの「Jay」Leeさんは5年ぐらい前に数回お会いしとことがありますが、
やや控えめな好青年というイメージだったので、今回の事件は本当に
残念な気持ちです。
韓国内への社会的インパクトの想いについて話をしたことありませんが、たぶん、
梶原さんがご提唱されてくださったように、渋沢栄一の「アドバイス」に聞く耳を
持ってくれたのではないかと思います。
『論語と算盤』【算盤と権利】 合理的の経営
「その経営者一人がいかに大富豪になっても、そのために社会の多数が
貧困に陥るようなことでは、その幸福は継続されない。
ここで、「継続」というキーワードがありますが、私にとって、「論語と算盤」とは、
現代のコンテキストでいえば、サステナビリティ(持続性)ではないかと解釈
しています。そのために必要なのはインクルージョンという概念だと思います。
「論語と算盤」は、"OR"という合理性だけではなく、"AND"の合理性を持つ
経営力です。